憲法25条について

憲法25条には、「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と書かれています。
基本的人権に照らして人間らしく生きるとはどういうことか。



そのためには何が必要か、ということを考えるとそこには大きく社会福祉や社会保障がかかわってきます。



日本は少子高齢化という問題を抱え、その上長く続いた不況や大震災の影響で、気持ちの上でも閉鎖的で、希望を持ちにくい状況にあります。

社会福祉や社会保障に対応していく仕組みとして、人が人らしく生きるためには、国や地方自治体が適切に介入していく必要があります。



とはいえ、社会福祉や、社会保障に関係する費用は年々増大して、このままでは財政に大きな負担が生じてしまいます。消費税だけでなく社会保険や介護保険の費用が年々アップして給与の手取りは減らされてきています。


高齢になったときに備えられるようライフプランを見直し、自己責任で保険や備えを用意することは誰にとっても大切です。できる限り自立できるようにいろんな面で備えておくことは人間として生きていくためのプライドにもなるし自信にもなります。
日本人はそういった資質を備えている人々が多かったので、今のまだまだ豊かな国を築きあげることができたのですしかし、何が起きるのかわからないのがこの世の定めです。

いざというときの大切なライフラインとして社会福祉は必要です。


社会的に不利を負わされざるを得なかった人たちの立場に立つことが社会福祉の道でしょう。格差社会と言われる現在、多くの貧困層が出現しています。

いざというときに、誰でも生きるために必要な手が差しのべられる社会福祉という、国民的な合意を成立していく必要があります。
経済が主流の弱肉強食の社会の中に、きちんと社会保障や社会福祉の政策を埋め込んでいかないと、社会そのものが成立しないのです。

日本は、市場原理が基本の資本主義の国ですが、それをうまく機能していくためにも、ライフラインとして、弱者の立場に立った社会福祉は必要です。